彼は大晦日も夜勤、お正月も仕事|警察官の彼女のリアル #2
こんにちは、白石葵です
警察官彼氏と2年半付き合って、結婚した私からお話しします
大晦日、一緒に年越しできないのって、警察官の彼女ならあるあるなんです。
結婚してからも、
「わ~今年は当直と重なるんだね」
そんな会話を、もう何度したことか。
警察組織は24時間365日動いてるから、年末年始休暇なんてありません。
今日は、警察官の夫と同棲して迎えた、初めての年越しの様子をお伝えします。
同棲して初めての大晦日、彼は当直だった
仕事納めも終わって、「やっとゆっくりできる〜!」って思っていたら、彼は仕事、仕事。
大晦日も当直のため、朝から出勤していきました。
年越しの瞬間。
まだ子どもがいなかったので、ボーッとテレビの特番を眺めていました。
カウントダウンが終わったら、ちょっと時間を空けて、彼に「あけましておめでとう」とLINE。
忙しいだろうから、返信はなくていいよ~と添えて。
ちゃんと眠れてるのかな~、って思いながらも、意外と寂しくはなかったんです。
これまでにも、イベントに一緒に行けなかったり、休日も急に呼び出しがあったりしたので、鍛えられてたのかも(笑)

だけど、同棲して初めての大晦日…どこかで期待しちゃってたみたいで、さすがにむなしい気持ちはありました。
これも、警察官の彼女のリアルな気持ちかもしれません。
甘く見てた、警察官の大晦日
同棲を始めたころは、こう思ってました。
「二人で暮らしたら、仕事から帰ってきた彼と、いろんなイベントを楽しめるんだろうな」
「もしかしたら、記念日には休みを取ってくれたりして…♪」
……甘かったです!
急な呼び出しはあるし、夜の9時に帰って深夜2時に出勤する、すれ違い生活だったり。

友達には、
「え~!一緒に住んで初めの年末でしょ?彼、仕事なの!?忙しいんだね…」
って言われて、私も同感!(笑)
警察官って本当に、GWも年末年始も関係ないんだな、って、ただただ実感してました。
年末の警察官は110番だらけで忙しい
むなしい思いをしたからか(笑)、ちょっと意地悪な気持ちになって、後日聞いてみました。
年末年始って、忙しいの?
待機して紅白見たりもする?
それどころじゃないよ
お酒を飲んで盛り上がる人が多いでしょ?
酔っぱらいやケンカとか、110番がすごいんだ
そ、そうなんだ
夜遅くまでのイベントも多いし
酔っぱらい運転も増えるし…
(なんか、ごめんなさい!)
警察署に誰かがいなきゃいけないから、待機のために出勤している…くらいに軽く考えていた私。
めちゃくちゃ反省しました。
その時改めて思ったのは、
- 警察官って外から見るよりずっと忙しい
- 警察官がいるから、年越しをみんなが安全に楽しめる
ってこと。
それからは、夫が大晦日に仕事でも、「頑張って!大晦日の平和をよろしくね~(笑)」なんて言えるようになりました。
お正月の朝、目が覚めたらひとりだった
大晦日が当直なら、当然お正月の朝も私は一人。
当時の夫は、当直明けでも夜まで働いていたから、
「お雑煮とおせち、どうしようかな」
って悩みました。
せっかくのお正月だけど、帰ってきた夫に、手をつけたおせちを出したくなくて。
お雑煮も、一人分を作るのはなんだか面倒くさい。
結局、いつも通りの簡単な朝ごはんで済ませちゃいました。
テレビでは「あけましておめでとうございまーす!」って、芸能人のはかま姿や紅白のセットがキラキラ。
遠い国の文化かな?ってくらい現実味を感じませんでしたね(笑)
実家では、家族で年越しして、お正月らしい朝を迎えていたから、その落差にふっと気が付きました。
母がこの状況を知ったら、どう思うんだろう?
でも、父も医療従事者で呼び出しや当直が当たり前の人だったから、きっと「あるあるだよねぇ」って笑うんだろうなって、ぼんやり思いながら過ごしました。
イベントは日付にこだわらなくても、楽しめると知った
結局、夫は夜の9時ごろ帰ってきました。
おつかれさま~
あけましておめでとう
あけましておめでとう
こんな時間だけど、おせち食べる?(笑)
うん、食べる
一緒におせちをつまんで、ホッとした瞬間。
元旦って朝のイメージがあったから、すっかり暗い夜に「おめでとう」を言い合っておせちを食べてる状況に、なんだか笑えてきて。
その時、あ~私たちのお正月って、みんなとちょっと違って面白いかも、って思ったんです。
そして、警察官の彼と暮らすって、タイミングが大事なんじゃなくて、イベントをどう二人で楽しむかなんだな、って悟ったんですよね。
まとめ:「みんなと違う、私たちだけの幸せ」がちょっとずつ増えていく
大晦日やお正月を一緒に過ごせないのは、結婚してからもよくあります。
警察官の彼女や妻のみなさん、あるあるですよね?
誕生日、結婚記念日、子どもの誕生日…一緒に過ごせないことはどんどん出てきます。
だから「この日じゃないとダメ!」にこだわると、しんどくなっちゃう。
かわりに、寂しい夜や予定が合わない日があるたびに、「みんなと違う、私たちだけの幸せと思い出」がちょっとずつ増えていきますよ。
そんな幸せを積み重ねていくのも、警察官の彼女・妻を楽しむ秘訣かもしれませんね。
