保育園の送り迎え、警察官パパとどう分担してる?
- 不規則勤務のパパとの子育てに悩んでいる
- 送り迎えの分担でモヤモヤしている
- イライラしつつも、うまく協力して子育てしたい
こんにちは、白石葵です
警察官と結婚して約10年、1児の母として日々奮闘中です
警察官パパって、どうしても生活リズムが不規則ですよね。
夜勤・当直がある3交代勤務だったり、刑事のように日勤中心でも土日出勤や呼び出しがあったり。
そんな中で、保育園の送り迎えの分担は、警察官家庭ならではの子育ての悩みのひとつかもしれません。
私たちもいろいろ試してみた結果、警察官パパの勤務形態に合わせて、柔軟に変えるのがいちばん現実的だと感じました。
今回は、私たちの失敗談も含めて、実際に試してきたことを紹介します。
結論:警察官パパとの子育て、我が家の成功パターンは2つ
- 3交代勤務のとき → 前日に娘の希望を聞いて決定(気持ちが安定しやすい)
- 平日勤務(刑事)のとき → 当直明けの平日や有休を活用して、月1〜2回パパが担当
家庭のリズムも、子どもの気持ちも、パパの働き方も変わっていくもの。
だからそのときどきで、いちばん無理のない方法を探すのが大切ですね。
1.警察官パパが3交代勤務のとき
曜日でパターンを組めればラクですが、警察官パパが3交代勤務だとそれが難しいのが悩ましいところ。
公休の前日は非番なので、夜は親子そろって晩ごはんを食べられます。
その時に「明日はどっちと園に行きたい?」と聞いて、忘れないようにパパ・ママの簡単な札を、見えるところに掛けるようにしました。
- 前日に決めるので翌朝も気持ちが変わりにくい
- 娘が「自分で選べる」喜びを感じられる
- 前日まで分担がわからない
- 聞き忘れてしまうことがある
2.警察官パパが平日勤務のとき
平日に当直明けが重なるタイミングがあります。
基本は明けでも仕事をしていましたが、たまに午前中で帰ってこられる時も。
そういう時には、夕方のお迎えだけお願いしていました。
理由は、万が一私が入院などで動けなくなったときに、パパが「園のことは何もわかりません」では、園にも子どもにも負担がかかるから。
顔を知る先生や保護者、園の流れをパパにも体感してもらうためでもありました。
- パパが園のルールを覚えらえる
- パパも娘の園での様子を見られる
- パパが周りの親子や先生と顔を合わせられる
- パパが園に行ける回数が少ない(勤務次第)
- パパの「一日ゆっくり休みたい」という時間が減る可能性がある

試してみた分担パターン(3交代勤務のとき)
3交代勤務の時期に、我が家でいろいろ試してみた3つの方法を紹介します。
警察官パパが休みの日、どうする?を決めようとしました。
- パパで固定
- パパ or ママでシフト制
- 前日に子どもの希望を聞いて決定
1.パパで固定
私は嬉しいですね♪
でもパパの完全な休みがなくなってしまいました…。
休みの日くらいゆっくり寝たいのに、朝から送って夕方迎えに行くとなると、体が休まらず…。
「ママは年中休みなし!」という気持ちもあるけど、私たち夫婦は明らかにパパの方が仕事の負担が重かったので、この案はボツに。
2.パパ or ママでシフト制
家事や仕事の予定に合わせて、「この日は私」「次の日はパパ」とシフト制にしてみました。
ところが、娘が当日になって「やっぱりママがいい!」「やっぱりパパ!」と気分で変更。
結局、朝からバタバタしてしまう日が増えました。
パパはササッと身支度できるタイプなのでいいのですが、私は最低でも髪をまとめたりメイクをしたかったので、急に変更されると本当に困る…。
かといって「もう決まってるからパパだよ」と言っても「イヤだー!!」になって、朝の支度が全然進まない(泣)!
振り回されてイライラしてしまい、この案もボツになりました。
3.前日に子どもの希望を聞いて決定
先ほど紹介した方法です。
今のところ、これがいちばんうまくいっています。
前の日の夜に「明日はどっちと行きたい?」と確認するので、翌朝も気持ちが変わらないことが多いんですよね。
娘自身も「自分で選んだ」という納得感があるみたいです。

警察官パパとの分担、決めていなかったときのモヤモヤと失敗
最初は「とりあえずママが行く」という流れでなんとなく回していましたが、これが少しずつモヤモヤを生みました…。
3交代勤務のときのモヤモヤ
基本私が送り迎えを担当。
すると、パパだけ完全な休みが多いように見えてきて、
「え、私ばっかり朝バタバタしてない?」
と小さな不満が積もっていきました。
それに、眠い中みんなより早起きして、髪を整えてお化粧まで急いだ日に限って、

今日はパパと行く~!
いいよ~
(え!じゃあ私、無理に早起きしなくてよかったじゃない!)
これが地味にイライラ~!
「まぁ、楽になるんだからいいか…」と思えてるうちはよかったのですが、意外とこういうことって子育てのなかでストレスになるんですよね。
その後、ルールを決めると娘の気持ちに振り回されなくなり、ストレスがなくなりました。

刑事のときのモヤモヤ
ワーママあるあるだと思いますが、フルタイムから時短にしても、業務量が思ったより減らず…毎日時間内に終わらせるのに必死でした。
追加の仕事を頭を下げて断って、カバンを抱えて園までダッシュする日々。
そんな中…
(LINE)
今日は午前で帰るね
了解!
(仕事忙しいなぁ…お迎えだけでも行ってもらえないかな)
パパがたまに午前中で帰れても、送り迎えは全部ママ。
結果、私は夕方に仕事や家事でバタバタしているのに、パパは家でのんびりしているように見えて、またモヤモヤ…。
その後、「月1〜2回だけでもパパが迎えに行く」というルールを作ったら、気持ちが楽になりましたよ。

情報交換は、やっぱりママの担当
それでも夫が行く割合は私よりずっと少ないので、細かい用事(着替えの枚数チェックや、先生へのちょっとした相談)は基本的に私。
そして、園でのママ同士の情報交換もがんばっています。
得意なタイプではないですが、話してみるといろんな子育て情報が入ってくるんですね。
- 習い事事情(どこのスイミングが人気、ピアノ始めた子が多いなど)
- 夜の育児の流れ(寝かしつけ時間・ワンオペの工夫)
- 園で流行っている風邪や感染症
- 周辺の病院事情(子どもに優しい先生・少しクセのある病院など)
こういうリアルな話って、ネットには載っていないんですよね。
今の園はママさんのお迎え率が多いので、パパがお迎えに行っても誰とも話さず帰ってくるのがほとんど。
だから「今週も話しかけるぞ」と思いながら、地道にネットワークを作って、子育てのためにも交流を続けています。

警察官パパとの子育ては、どちらかが無理をせず、子どもの安心感を守るのが大切
送り迎えの分担は、家庭の形によって答えが違います。
私たちの場合は、
- 3交代勤務のとき → 前日に娘の希望を聞いて決定(気持ちが安定しやすい)
- 平日勤務(刑事)のとき → 当直明けの平日や有休を活用して、月1〜2回パパが担当
がベストでした。
でも、パパの勤務が変われば、また新しい形を探すことになると思います。
大事なのは、どちらかが無理をしないこと、子どもの安心感を守ること。
我が家にはどういうやり方が合うのか、子どもも巻き込んで探していく。
それが私の、警察官パパとの子育てのスタイルです。
この記事が、皆さんの送り迎えの悩みに、少しでもお役に立てればうれしいです!
無理しすぎず、一緒に頑張りましょうね。


