「転勤になったら?」警察官の夫がいる私が、マイホーム購入時に考えたポイント6つ

- マイホームに憧れるけど、夫の転勤があるからどうしよう…
- 警察官の妻として、家を買う時の注意点が知りたいな
- 上司の許可って必要なの?

実際に一戸建てを買って住んでいます。
警察官と結婚して約10年、1児の母の私からお話ししますね。
「そろそろマイホーム欲しいよね」
結婚して半年、夫からマイホームの話を出されました。
「転勤があるのに家を買って大丈夫?」と思いましたが、夫の話では
「警察官でも家を買う人は多いし、あまり遠くに転勤にならないよう調整してもらえることもあるよ」
とのこと。
それだったら考えてみよう!と思い切って、マイホーム探しを始め、今では一戸建てで楽しく暮らしています♪
この記事では、私たちがマイホームを購入するまでに考えたことや決断したポイントをご紹介しますね。

同じ悩みのある方は、ぜひ参考にしてください!
ポイント1:勤め先の近くに住まないといけない?
夫に聞いたところ、警察官は配属の管轄のエリア内に住むように言われる場合があります。
「管内居住」と言うそうですね。
理由は、急な呼び出しや非常招集、災害時に対応できるようにするため。
県や配属先によって異なって、特に移動に時間がかかるような広い県に多いんですって。
私たちの場合、夫の県警では離れて住んでもOKだったので、自由に住む場所を選べました。
ただし、もちろん県内です!

まず考えないといけない、最低条件でした。
ポイント2:もし遠くに転勤になったらどうする?
警察官の転勤は避けられませんよね!
いくら県内に限るといっても、私たちの住む県では、場所によっては片道3~4時間以上の通勤もありえます。
私たちは、話し合ってこのように決めました。
- 片道3時間以上の場合:単身赴任。娘のために、休みの日に帰ってきてもらう
- それより短い場合:無理のない範囲で家から通う
夫が単身赴任を嫌がっていないので、単身赴任してもらうことで夫婦の意見が一致しました。笑
もちろん単身赴任しない選択肢もあります。

夫の知っている警察官家庭では、マイホームは留守にして、家族で賃貸に2年ほど住んでいた人もいますよ。
ポイント3:住む場所はどこにする?
最優先にしたのは、「育児サポート」「夫の通勤」です。
育児サポート
夫の当直があるので、ワンオペを考え、育児サポートのために私の実家の近くを選びました。
娘が赤ちゃんの時は手伝いに来てもらえましたし、今でも夫が当直の週末には、遊びに行ったり、お泊まりしたりしています。

高齢の親に会って、元気かどうか、生活におかしな変化がないかを見られるのもいいところですね。
夫の通勤
夫の周りでは、どの勤務地にも通いやすい県の中心部が人気だそうです。
実際私たちも、県境にいい物件を見つけたのですが、通いづらさを考えて諦めました。
ポイント4:一戸建てかマンションか
最終的には、夫の希望で一戸建てを選びました。
選んだ理由は、この3つです。
- 子どもの音や声がご近所迷惑になりにくい
- 駐車場が家の目の前にあって便利
- 維持費がマンションより少なくて済む
一戸建てのメリット
小さな子どもがいても、ご近所迷惑の悩みが少ない
実家がマンションで、娘を連れていくと「静かにしてね!」「うるさく走らないで!」と頻繁に声掛け…。

下の階の方が、かなり気にされるんですよね…。
一戸建てだと「静かにしなさい」とほとんど叱らずにすむので、気持ちの面で本当に楽!
マンションに住んでいるママ友の中には、
「隣人にチクッと言われてしまい友達を呼べなくなった」
「下の階に音が響きやすく、ストレスすぎて、一戸建ての賃貸に引っ越したらめちゃくちゃ楽になった」
「下の階に響かない構造をとにかく重視して、マンションを買った」
などの話を聞きましたよ。
駐車場の近さ
我が家は車移動がほとんどなので、駐車場が近いのはとても助かりました。
駐車場が目の前なので、娘をシートに待たせて、荷物だけ先に家に入れての往復が簡単なんです。
マンションだと、まとめて運ばないといけませんよね。
維持費の低さ
マンションより一戸建ての方が維持費が少ないと言われています。
一戸建てとマンションの維持費を比べると、地域や物件による違いもありますが、一般的にはマンションの維持費のほうが高い傾向です。
一般的に、一戸建てが30年間にかかる維持費は、約1,000万円といわれています。
(中略)
一方で、マンションの30年間にかかる維持費は、約1,515万円といわれています。
私たちは車を2台持っているので、マンションだと駐車場を倍払う必要もあったんですよね。
一戸建てのデメリット
この2つが大きいですね。
- 掃除や管理が大変
- 自治体関係がある
掃除や管理場所が多い
一戸建てにして後悔していることNo.1かもしれません。
正直なところ、マンションの方が家事を減らせますね。
階段など掃除しなきゃいけない場所が多かったり、庭の手入れ、外構など…。

夫が多忙だとなかなか手伝ってもらえず、私がやることになってしまいました(泣)。
私は掃除がすっごく苦手なので、軽くて楽な掃除機に変えたり、庭は人工芝にしたり、木は撤去したりしました。
何かを植えるときは鉢植えにして、エリアを限定。
これでかなり楽になりました♪
ちなみに、SHARPのRACTIVE Airというコードレススティック掃除機を使っています。(EC-AR9-W)

家電量販店で、とにかく軽く、小回りの利きやすさに惚れて買いました!
一戸建てで階段があるのですが、これなら楽々持ち運べます♪
自治体がある
ゴミ収集場の掃除が2ヵ月に1回くらい回ってくるのと、年に2回の草刈りがあります。
都合がつかないときは、掃除当番は近所の方と交換させてもらいます。草刈りは、自分たちの家の前だけ先に済ませて挨拶しておけばOKですね。
住む前に、地域の方に自治体の様子を聞いて、大変そうなイベントがないことを確認させていただきました。

草刈りは、娘が赤ちゃんの時は、抱っこ紐で参加して、軽いお手伝いをさせていただきましたよ。
ポイント5:家の値段
いざマイホーム!と思って、物件情報を色々見たものの、最初に困ったのが家の値段。
私たちの希望エリアで見つかった物件は、2,000~5,000万円などいろいろでした。
無理なく買えるのはどのラインまでなのか、わからなくなっちゃったんですよ。
- 「ここ素敵!でも4,000万円台か…さすがに高望みしすぎだよね?」
- 「ここは2,000万円台か。家は…ちょっと微妙かも。でも価格を考えると、多少の妥協は必要だよね?」
なんて思うようになって、全く判断ができない状態に。
今思えば、予算を分かっていなかったのですから、当然です。
さらには
- 「月々のローン返済額を考えようと思ったら、子どもの教育費とか、老後の資金とか、そういったことも含めて計画しないといけないんじゃ?」
- 「考えてなかったし、素人が計画するのって難しすぎない!?」
と、将来のお金の見通しを全く立てていない現実、計画の難しさに気づかされました。
自力でネットで調べてはみましたが、私たちのライフスタイルとぴったり一致するケースが紹介されているわけもなく。

失敗してローンに圧迫されて、辛い人生になるのはイヤ!プロの人、教えて!
というわけで、私たちはファイナンシャルプランナーさんに相談して、私たちに無理のない物件の価格帯を算出していただきました。
その結果、根拠があって納得のいく説明をしてもらえ、安心してマイホームの購入を決められました!

警察官のお給料って、極端な減額やボーナスカットなどのリスクがあまりないから、今後も安心な気持ちでいられます。
当時の私には、担当のファイナンシャルプランナーさんがいたんです。
マネーセミナーを受講して、保険商品を契約したのがきっかけでした。
けれど、わざわざマネーセミナーを受講しなくても、無料でファイナンシャルプランナーさんに相談できるサービスがあるんですね。
リクルートが運営する、【保険チャンネル】の家計見直しに特化したFP無料相談 。
凄いのが何度でも無料で相談できること。
他にも、子どもが産まれたら「教育費・子育て費用」、「家計」、「老後資金」、「保険の見直し」などなど、いろんなタイミングで相談に乗っていただけます!

我が家も、まもなく5歳になる娘のための費用がかさむようになってきたので、相談しました!
後日、記事にまとめます。
じゃらんやホットペッパーのリクルートが運営している所も、安心感がありますよね。
今なら、相談予約&面談完了で、ハーゲンダッツのチケットがもれなくもらえます♪
少し話はそれましたが、物件情報を集めても、最低限予算を考えておかないと物件を絞り込みできませんよ。

現実的な家の値段を、今のうちに把握しておくのがお勧めです!
こちらから無料で申し込めます!→家計見直しに特化したFP無料相談
ポイント6:上司の許可は必要だった?
「警察官が家を買うときには、上司の許可がいる」という話をネットで見て、不安になり夫に聞きました。
結果、「上司の許可」は必要ありませんが、事前にひと言かけておく方がよいとのこと。
購入後に、いろいろと報告したそうです。
購入前の報告
本当にただ一言で「家買おうと思っています」だけだったそうです。
「何かしなきゃいけないことはありますか?」と上司に聞いたら「別にないよ」と返されたそうですよ。
※ただし警察共済からお金を借りる時は、まずは上司に報告しなければいけないそうです。
購入後の報告
購入後は、いろいろと報告(自己申告)をしたそうです。
- ローンの額
- 月々の返済額
- 住所
- 家の名義
- 広さ(○坪)
さらに毎年、ローンの残額を自己申告していると聞いて驚きました。
どうして報告が必要なの?

ローンって借金だよね。
会社に借金額を報告するなんて、一般企業だったら「個人のプライベートの話なので放っておいてください」ってなりそう。
どうしてそこまで聞かれるんだろう?
と思い、夫に聞いてみました。
そもそも警察官は、私生活に大きな変化があったら報告が必要なんですって。
こんな感じです。
- 自宅購入
- 引っ越し
- 結婚
- 出産
「どうして月々の返済額まで報告するの?」
と聞いたら
「あまりにも身の丈にあってないお金の使い方で、警察官が破産したり、大きな失敗をしないために把握されている」
そうです。
架空の話ですが、例えば、若くてまだお給料が少ない新人警察官が、返済計画に無理があるような豪邸を買おうとしていたら
「それはちょっとキツイんじゃ?やめておいたら?」
とアドバイスが入るんだとか。
警察官がお金の悩みから犯罪に手を染めないためでもあるみたいですね。
話はそれましたが、家の購入については、あらかじめ上司に一声かけて、購入後に報告したという流れでした。
まとめ:思い切って購入してよかった
- 「万が一のときは単身赴任」と割り切ってしまえたのが楽
- 「転勤があるかもしれないから」と我慢のストレスから解放
- 自分たちの希望のつまった家で過ごせる幸せ
- 今のところ遠方への転勤がない
いろいろありますが、私たちはマイホームを持ちたかったので、ずっと我慢しながら暮らすのはストレスがかかったと思います。
1つ1つ問題を整理して、マイホームが持てて、今はとっても満足しています♪
ポイントをまとめました!
- 警察のルールを聞いて、住むエリアの条件を確認する
- 転勤になった場合のプランを、しっかりと夫と話し合って決めておく
- 夫の通勤、子育て環境、家族のサポートなど、ライフスタイルを考えて場所を決める
- 一戸建てかマンションかは、暮らしやすさと、維持費で決める
- お金の計画が不安なら、プロに相談すれば解決できる
- 上司には、買う前に「相談」という形で一声かけておく
人生で一度の大きな買い物ですから、お金の専門家の意見を参考にすると、失敗しにくいですよ♪
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警察官の妻としての視点で、少しでも参考になれば幸いです!