警察官の夫との離婚リスクを減らすための、私たち夫婦の本音と体験談

警察官の夫との離婚リスクを減らすための、私たち夫婦の本音と体験談
harimi2
当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
こんな人に読んで欲しい
  • 警察官の夫との暮らしで、すれ違いや不安を感じている人
  • 離婚リスクを少しでも減らしたいと思っている警察官妻
  • 夫婦関係を前向きに改善する具体的なヒントを知りたい人
  • 現実的な体験談や夫の本音を参考にしたい人
葵

警察官のパートナーとして10年以上の私から、子育て経験も交えてお話しします

夫が警察官だと、家族とのすれ違いが多いから、離婚しやすいんじゃないかと気になる人は多いんじゃありませんか?

誰にも相談できず、寂しさや不安が積もると、心が揺れますよね。

私は現役警察官の夫と10年以上一緒に暮らしています。

夫は長く刑事をしていたので、忙しさからすれ違いも多かったです。

たくさん喧嘩もしましたが、離婚せずに続いています。

そんな経験から、この記事では、離婚リスクを減らすための具体策や、夫婦で実践してきた体験談を紹介しますね。

さらに現役警察官の夫から聞いた、「警察官の夫目線の本音」もたくさんお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

警察官の離婚率と現実

警察官の離婚率について、公的なデータは見つかりませんでした。

ただ、一般的には「警察官は離婚が多い」と言われることがあります。

Yahoo!知恵袋などでも、警察官の夫との離婚相談が見られます。

葵

あなたの周りで、離婚ってどのくらいあるの?

夫(警察官)
夫(警察官)

うーん、俺の知ってる範囲だと20年間で10件くらいかな

つまり、数字だけ見ると多くはありませんが、実際に周囲で離婚が起きているのも事実です。

警察官の離婚の背景と原因

夫の周りの警察官家庭の離婚原因

葵

どういう理由で離婚した人が多かったんだろう…

夫(警察官)
夫(警察官)

奥さんから、忙しくて時間が合わないとか、仕事ばっかりと言われたとか

ある日突然、奥さんが家を出てしまったとか

そうやって離婚を切り出された人が、周りでは多かったよ

夫(警察官)
夫(警察官)

あと、性格の不一致や不倫も聞くよ

つまり警察官家庭の離婚原因の多くは、ざっくり言うと「妻側の限界」です。

離婚って、決して衝動じゃなくて、こうした積み重ねで起きるんですよね。

警察官の妻が抱える悩みと離婚のきっかけ

夫(警察官)
夫(警察官)

急な仕事に対して、「いいんだ、しょうがない」と思う男性警察官は本当に多い

けど、積み重なったら奥さんも嫌になるみたい

葵

(わかるなぁ…)

私たちは離婚の危機までには至ったことはありませんが、険悪モードや喧嘩は何度もありました。

これから書くことは、私自身も全部経験してきたものです。

孤独感や寂しさを感じる

不安で寂しい気持ちなとき、やっと夫が帰ってくると嬉しいですよね。

でも話しかけても、夫は疲れてぼーっとしていたりで返事が少なく、なんだかひとりぼっちを感じることもありました。

家事育児の負担が大きく、助けを頼みにくい

夫は育休を取らず、仕事に全力でした。

私も働いていたけれど、家事や育児はほぼ私一人で回す日々

娘の発熱で頻繁に早退しなければいけなかったのが辛かったです。

感情をため込みやすく、話し合うタイミングが少ない

夫が刑事勤務のときは朝と寝る前しか話せず、落ち着いて話せる日中の時間がほとんどありませんでした。

3交代勤務だと、話せるのは自然と3日に1回の休みの日になります。

話せる日まで我慢しなければならず、心が晴れない日が続いたこともありました。

夫の規範意識や職業特性が日常に影響

※規範意識=ルールや決まりを守ろうとする意識。警察官には特に大切。

私の夫は、かなり穏やかなタイプ。

それでも、言い方がちょっと厳しく響くことがあるんですよね。

夫に伝えても「僕はそんなつもりはないんだけどな…職業病かも…」と言うくらいで、なかなか変えられないようなんです。

ネットでもよく見かけますが、「まるで取り調べされているみたいで辛い」という妻の声もあるんですよね。

夫が言うには、警察官は仕事柄、ルールやきまりをとても大事にしているので、妻の「これくらい大丈夫かな」にも、指摘してしまう人もいるそうです。

伝え方についても、仕事上、厳しく対応しなければいけない場面も多いですしね。

夫(警察官)
夫(警察官)

たとえば少しのスピード違反や、一時停止のうっかり無視が気になる警察官は多いね

家庭より自分の都合を優先されると感じる

旅行やイベントが仕事でキャンセルになるのって、本当に多いですよね。

かといえば突然、特に予定のない日に休みを入れられることもあって、正直「だったらあの日に休みを取ってほしかったのに」と思ったことがあります。

仕事の進捗や周りとの調整の結果だから仕方ないとわかっていても、やっぱりちょっとモヤッとしてしまいました。

関連記事
休みの不公平感にイラッ!愚痴とモヤモヤ整理の話|警察官の妻のリアル #4
休みの不公平感にイラッ!愚痴とモヤモヤ整理の話|警察官の妻のリアル #4

教えてもらえないことが多く、信頼されていないのかと不安になる

残業や予定のキャンセルが続いて、毎回理由を言われないままだと、守秘義務だと理解していても「信頼されていないのかな」と不安になったことがあります。

飲み会への不満

結婚前の話ですが、1週間連続で夫が飲み会に行ったことがありました。

警察官は仲間意識や絆が強いので、同期や班、当直グループ、後輩、上司、昇進祝い…など、理由は本当にさまざまです。(結婚後は減りました)

関連記事
警察官の妻の大変・苦労エピソード【結婚して約10年のリアル】
警察官の妻の大変・苦労エピソード【結婚して約10年のリアル】

ギャンブルへの不満

以外にも、警察官にはギャンブル好きが多いと聞きます。

夫が言うには、取調べ相手と仲良くなって、話を引き出すのに話題として使えるそうです。

とはいえ、お金の使い方の価値観の違いはやっぱりストレスになりますよね。

関連記事
警察官と結婚するメリット・デメリット~実際のところ、こうでした!
警察官と結婚するメリット・デメリット~実際のところ、こうでした!

夫の忙しさに理解したくても、情報が少なく理解が難しい

「仕事だから仕方ない」と言われるだけでは理由がわからず、モヤモヤがたまることがあります。

守秘義務があるのは理解しているけど、何が起きているのか分からないと、どうしても消化不良になっちゃうんですよね。

警察官夫が抱える悩みと離婚のきっかけ

警察官の夫って、仕事も家も抱えつつ色々考えてるんですよね。

夫や、周りの男性警察官の話をまとめました。

葵

夫にも本音をお願いしました

夫(警察官)
夫(警察官)

たくさん答えたよ

家庭と仕事の両立が難しい

どうしても仕事を優先しなきゃいけないことが多くて、家庭とのバランスが取りにくいんです。

仕事のやり方への口出し

警察官って独自のルールで動いているので、一般の人にはわかりにくいこともあります。

妻からアドバイスされても「仕事のことはわからないでしょ」と思うことがあります。

帰ってきたときのすれ違いとゆっくりしたい気持ち

帰宅してゆっくりしたいときに話しかけられると、正直疲れます

休みの日に家族サービスばかり求められると「ちょっと待って」と思うことも。

特に夜勤明けは、妻としては昼なのでたくさん話したい一方で、夫は疲れているため、すれ違いが起きやすいんです。

答えられないことを詮索される疲れ

どうして教えてくれないの?って聞かれると困ることも。

守秘義務や事情があるのに理解されないもどかしさがあります。

規範意識や職業特性のストレス

妻が「これくらい大丈夫でしょ」と思うことも、警察官としては「それはちょっと…」と気になってしまう。

かといって注意すると、妻に「厳しい」と思われてしまう。

「ストレスを家庭に持ち帰らない」が難しい

疲れているので、発散してから帰るよりも、すぐに家に帰って休みたいんです。

仕事の愚痴を話したくても話せない

守秘義務はもちろん、用語やルールが特殊なので、警察官以外には伝わりにくいです。

説明が面倒になってしまい、結果的に話さず1人で過ごしたくなってしまいます。

コミュニケーション不足からの誤解

時間が合わなかったり話せないことが多いと、誤解が溜まりやすくなります

妻に構ってもらえないと感じること

妻が離婚を考え始めると、距離を置かれたり話しかけても反応が少なくなったりして、夫婦関係が危ないと感じることがあります。

単身赴任は離婚リスクだけど、夫の周りでは離婚例は多くない

葵

単身赴任って、離婚しやすいのかな…

夫(警察官)
夫(警察官)

うーん、僕の周りではそんなに離婚してないよ

単身赴任の離婚率を示す公的なデータは存在しないため、正確な数字は分かっていません。しかし、一般的には単身赴任中の離婚率は高いといわれています。

物理的な距離により夫婦の生活がすれ違い、コミュニケーションが不足しがちになることで、お互いの生活リズムや価値観の変化に気づきにくくなるなどの要因が挙げられます。

ただし、正確な統計がないことや、夫婦の性格や関係性によっても事情は異なるため、一概に「単身赴任=離婚」とは言い切れません。

単身赴任は一般的に離婚リスクがあるといわれます。

でも、夫の周りでは離婚した例はそれほど多くないみたいです。

距離が離れていると不安になったり誤解が生まれやすくなることもありますが、普段のコミュニケーションや信頼関係がしっかりしていれば、思ったほどリスクは高くならないようです。

警察官は離婚しても出世に影響はない

離婚歴があっても、昇進に直接影響することはほとんどないようです。

夫(警察官)
夫(警察官)

僕が見てきた限りでは、

離婚の原因が不倫など処分対象になったケースだと、数年ほど出世に影響していたよ

警察官の夫との離婚を防ぐために、今日からできること

私たち夫婦が喧嘩のたび、どうやって関係を立て直してきたのかを元にお話しします。

葵

こんなブログを運営してますが、時には夫とぶつかることもあるんです

夫(警察官)
夫(警察官)

僕たちも完璧じゃないから、ある程度はお互い譲り合ってます

気持ちの伝え方と、考え方を寄せていくコツ

仕事終わり・夜勤明けの夫への対応を工夫する

夫は特に夜勤明けで疲れていることが多く、無理に話しかけても返事が少なくなりがちです。

私も最初は「話を聞いてくれない」と寂しく感じましたが、「疲れてるんだな」と、そっとしておくようにしました。

真剣な話を聞いてほしい時は、なるべく夫が元気なときに

どうしても寂しいときは、ただギュッと抱きしめ合うだけでも十分です。

特に夜勤明けは昼の時間帯なのでつい話したくなりますが、夫の疲れを意識して接してくださいね。

夫の規範意識や職業特性とうまく付き合う

警察官の夫と暮らしていると、注意の仕方や言い回しがちょっと強めに聞こえることがあります。

これって、性格ではなく職業柄のクセなんですよね。

ここを理解しておくと、受け止め方がだいぶ変わります。

私は夫に「もっと優しく言ってくれると嬉しいな」と、アイメッセージで少しずつ伝えてきました

※アイメッセージ=「私(I)」を主語にして、自分の感情や考えを伝えるコミュニケーションテクニック。「あなた(You)」を主語にする「ユーメッセージ」より、相手を非難するニュアンスが少なく、柔らかい印象で主張できます

すぐに変わるものではないので、無理のない範囲で歩み寄りながら続けています。

そんな中で、最近ひとつヒントになった出来事がありました。

夫から娘への声かけが少し強いことがあって、「優しくしてね」と言っても伝わりにくかったんです。

優しさって人によって基準が違うから、夫もどうすればいいか分からなかったみたいで。

そこで私は、「娘の友達に同じ言い方をするか想像してみて」と、具体的なイメージで伝えてみました。

すると夫も「なるほど」と腑に落ちたようで、接し方がやわらかくなっていきました。

優しさって、ただお願いするより「こういう感じがいいな」と具体的に伝える方が、やっぱり伝わりやすいんですよね。

私への優しさの基準づくりは、これからもゆっくり調整していくつもりです。

無理に変えようとしなくて大丈夫。お互いに少しずつ寄せていけば、十分うまくいきますよ。

価値観をすりあわせる努力をする

夫婦の価値観って、例えばこんなことがあります。

夫婦の価値観の例
  • お金:金銭感覚や使い道
  • 家族:親族付き合いや家族との関わり方
  • 子ども:産む・産まない、人数、教育方針
  • 仕事:働き方やキャリアプランへの考え方
  • 家事・育児:分担意識や量・質
  • 生活:趣味、休日の過ごし方、食の好み

私たちは特に金銭感覚が違ったので、話し合いに苦労しました。

例えば「子どもの教育費はどうするか」「家計の貯金の優先順位は?」といったことを紙に書き出して整理しようと思っても、なかなか冷静に進められずにいました。

そこで、ファイナンシャルプランナーさんに間に入ってもらい、数字を確認しながら意見を整理。

互いの考えを否定せず「なるほど、そう考えるんだ」と受け止めながら話し合うことができ、具体的な解決策も見えてきましたよ。

ちなみにマネーキャリアというサービスを使ったのですが、同じFPさんに無料で何度も相談できるので、本当に助かりました

関連記事
【9万円支出カット♪】警察官家庭の家計見直し。警察共済・教育費もスッキリ|マネーキャリアFP相談
【9万円支出カット♪】警察官家庭の家計見直し。警察共済・教育費もスッキリ|マネーキャリアFP相談

経験上、警察官の夫と価値観を話し合うときは、タイミングと伝え方がとても大事です。

価値観を話し合うコツ
  • 夜勤明けや残業後で疲れているときは、重要な話は避ける
  • 話すときは結論から簡単に伝える(あらかじめ整理しておくとスムーズ)
  • 曖昧な言い方はせず、具体例を入れて説明する(「こんな場合はどう思う?」など)
  • 相手の意見はすぐ否定せず、まず受け止める

こんな工夫で、少しずつ話し合いがスムーズになり、価値観のすり合わせがしやすくなりました。

お互いを尊重する

満足層の8割前後が「配偶者・パートナーとの考え方が違うのは当たり前だ」「結婚しても個人の人生を尊重すべきである」と回答。

お互いを尊重するって、当たり前のようで意外とむずかしいですよね。

夫が警察官だと、仕事や職業上のクセで、意見や行動に違いが出ることもあります。

そんなときは、私はまず「違って当然」と思って、いきなり衝突しないようにしています。

だって、夫と10年以上一緒にいても、「警察官ならではの考え方って、こういうこともあるんだ」と新しい発見がまだまだあるんですよ。

歩み寄りたいときは、「仕事柄そういう考えになることって多いのかな?」と聞くようにしています。

コツは夫個人を責めず、「警察官全体」の話として聞くこと。

こうすると、夫も自分の考えを職業上の背景として話しやすそう。

私もそれを聞きながら、自分の考えを整理して伝えやすくなります。

少しずつですが、こうしてお互いを尊重し合える関係になっていけるんです。

ちなみに、夫はパチンコ好きで、最初はあまり行ってほしくなくてストレスでした。

でも夫から、

「警察官でギャンブルをしている人は意外と多い。取調べ相手と仲良くなって、話を引き出すのに話題として使える」

と聞き、さらに私と知り合ってからずっと小遣いの範囲で楽しんでいるのを見て、今では大目に見られるようになりました。

感謝の気持ちは言葉にして伝える

とくに大切なのは、「感謝の気持ちを言葉にして相手に伝えることを惜しまない」ということです。

夫は仕事で疲れていても、家事や育児を手伝ってくれることがあります。

正直、私も必死に頑張っていると「それくらい当たり前」と思いそうになりますが、しっかり「ありがとう」と伝えるだけで、夫もやってよかったと思えますし、こちらも気持ちが軽くなります。

特に警察官は、「助けてくれて当たり前」と思われたり、「俺らの税金で…」なんて心無い言葉をかけられることも多い職業です。

だからこそ、素直な「ありがとう」は警察官の心に響くんです。

単身赴任でもすれ違いを減らす

私たちは単身赴任の経験はありませんが、夫の忙しさですれ違った経験はたくさんあります。

その経験から、すれ違いを減らすコツをまとめました。

単身赴任の大きな課題として、夫婦のコミュニケーション不足がよく挙げられます。

単身赴任中は、どうしても夫婦のコミュニケーションが途切れやすくなります。

顔を合わせないと、気づかないうちに距離ができてしまうことも。

おすすめは、LINEやビデオ通話、子どもがいればボイスメッセージも活用して、短くても「ありがとう」「おつかれさま」といった感謝や日常のやりとりを欠かさないことです。

ほんの少しのやりとりでも、大切な人の顔を見たり声を聞いたりすると安心しますよね。

「私からばっかり連絡してる…」とならないように、「おはよう」や「おやすみ」など簡単な内容は、夫からもLINEを送ってもらうようお願いしておくとよいですよ。

一緒に過ごす時間の工夫

定期的に夫婦だけの時間を持つ

「忙しいから」「子育てが優先だから」と、夫婦ふたりで過ごす時間をつくることを後回しにしていませんか?

(中略)

短い時間でもふたりの時間を持てる機会は意外とあるもの。

夫が警察官だと、夫婦だけの時間を作るのが難しいことも多いですが、私たちは「時間が出来たら」ではなく、お互いのスケジュールを合わせて確保していました。

私たち夫婦の工夫
  • 夫が刑事のときは、娘が寝た後に2人で少し時間をとる日をつくっておく
  • 3交代勤務のときは、娘が園に行っている午前中の1〜2時間を夫婦の時間に

短くても、ふたりだけで過ごす時間があると会話が増え、気持ちもリセットできます。

保育園も、リフレッシュ目的で預けてOKな園を選びました。

趣味を共有する

夫婦で共通の趣味があると、関係の安定度が一気に上がります。

共通の趣味がある夫婦の85%が夫婦仲が良いと回答、夫婦共通の趣味がない人に比べると2倍の結果に。

私自身も、夫と少しずつ共通の趣味を広げたら、一緒にいる時間がもっと楽しくなりました

大げさな趣味じゃなくて大丈夫で、私たちの場合はスマホでできる趣味が中心です。

例えばこんな感じです。

私たち夫婦の共通の趣味
  • 同じアーティストの音楽を聴く
  • 漫画を読み合って感想を話す
  • YouTubeで面白い動画を教え合う
  • 同じゲームアプリをそれぞれのスマホに入れて、今日どこまで進んだよ~と話す

全部小さな時間でできるので、相手が警察官で忙しくても続けやすいんですよね。

趣味が同じだと会話が増えるし、ふたりの空気もやわらかくなります。

無理に合わせなくてもよくて、お互いの「ちょっと好き」を少しずつ重ねていくイメージです。

お互いの変化を楽しむ

時間の経過とともに、人は変化します。

(中略)

そのときに大切なのは、相手を受け入れるということです。以前と変わったことをネガティブにとらえるのではなく、「へー、そんなふうに変わるものなのね!」「なるほど、そうきたか!」というようにポジティブにとらえることで、自分のマインドも鍛えられ、新鮮な「気づき」に夫婦関係はより深まるはず。

夫の場合、異動のたびに生活スタイルがガラッと変わります

いちいちストレスにするよりも、「どうしたらもっと楽しく過ごせるかな?」「家族の時間をうまく作るにはどうしよう?」と考えるようにしています。

そうすると、変化を楽しむ気持ちになれて、夫婦関係も自然に深まるようになりました。

夫婦が楽でいられるための、お互いのペースの守り方

ひとり時間や趣味をゆるく許し合う

夫には家族サービスを優先してほしい気持ちもありますよね。

でも、夫が羽を伸ばせる時間も、実はとても大事です。

夫の自由な時間を許せる心をもつには、まず自分自身が人生を楽しむこと。

趣味や友達との時間、ちょっとした息抜きを大切にすると、「自分ばっかり我慢してる」という気持ちが減ります。

私の場合は、夫が遊びに行くのを見て「うらやましいな」と思ったら、それは自分の楽しみが足りていないサイン、と受け止めます。

そして、自分の時間や趣味を意識的に増やすようにしていますよ。

不満はため込まず、話し合いや紙に書いて解消する

夫と生活のリズムが合わないと、不満がたまりやすいですよね。

でも、感情のまま話すと余計にかみ合わなくなります。

それに、男性は結論から知りたがるので、感情から入ると「何が言いたいの?」となってしまいがち

そんな時におすすめなのが、思っていることを紙に書きなぐって吐き出し、整理する方法です。

どんなに感情的な言葉をつかっても、だれにも見せなければ大丈夫。

思いのままに書き出すだけでもスッキリしますし、「自分はこうしてほしかったんだ」がはっきりするので、要点をまとめておきます。

そして、夫が休みの日や落ち着いている時間に、結論から伝えるようにしています。

こうするようになってから、私の気持ちが夫に伝わりやすくなり、話し合いがスムーズにまとまるようになりました。

家事・育児の負担軽減

家事育児の負担は外にも助けを求める

私も失敗した経験があるのですが、何もかも自分一人で頑張ろうとしすぎて、結局いっぱいいっぱいになって爆発してしまいました。

夫が警察官で忙しいと、どうしても家事や育児は妻に偏ります。

だからこそ、最初から無理せず、できる範囲で分担を決めたり、外の力も借りることが大事です。

例えば、ファミリーサポートセンターや家事代行、親や友人のサポートをうまく取り入れるだけで、負担は軽くなります。

頑張りすぎないことは、夫婦関係にも、自分自身の心にも大切です。

警察官はストレスが多いことを理解する

夫は普段、仕事の愚痴をあまり言いません。

3ヶ月に1度くらい、「昨日の夜は全然眠れなかった、急に110番が入って…」とポツリと言うくらい。

でも、このブログを運営する中で、いろいろと調べたり話を聞いたりしてみると、普段口に出さないだけで、夫もかなりストレスを感じているんだと知ったんです。

警察官の仕事は、急な対応や責任の重さ、理不尽なクレームなど、心に負担がかかる場面が多いんですよね。

私が気づいてあげられなかっただけで、夫は毎日、小さなストレスを抱えながら働いていたんだな、と改めて実感しました。

すでに離婚を考えている場合の再構築のヒント

夫(警察官)
夫(警察官)

離婚の危機か…

葵

でも、以前の形に戻すんじゃなくて、新しい関係を作るって考えたら、希望が持てるよ

関係が一時的に悪化した場合は「修復」を目指すのが適切だが、長期間にわたって関係が悪化している場合は「再構築」のアプローチを取ることが望ましい。

関係の修復は、以前の仲が良かった関係に戻ること

再構築は、新しい形の関係を作ることです。

これまでの問題を乗り越えながら、お互いの価値観を理解し、長い時間をかけて、より良い夫婦関係を築いていくイメージです。

こちらのサイトで、とても分かりやすく書かれており、参考にさせていただきました。↓

夫婦関係再構築の成功率を高める方法のステップと注意点|夫婦問題相談室フォルテ

まとめ:夫が警察官でも、離婚せず幸せに添い遂げられる

警察官の夫との暮らしで感じる不満やすれ違いを感じているのは、きっと、あなただけじゃありません。

正直、私も同じような思いをたくさんしてきましたから分かります。

この記事でご紹介したヒントの中で、どれか1つでも「やってみよう」と思えるものがあったら、今日からちょっとずつ試してみてくださいね。

小さなことの積み重ねが、夫婦関係を少しずつ前向きにしてくれます。

皆さんが、離婚の不安を少しでも手放して、安心して毎日を過ごせますように。

夫(警察官)
夫(警察官)

現役警察官として、夫の本音をたくさん話したから、参考にしてほしいな

葵

警察官の妻は本当に大変だけど、あなたのことを応援しています!

関連記事
警察官の夫と家族との時間が合わない…それでも幸せに暮らす我が家の工夫
警察官の夫と家族との時間が合わない…それでも幸せに暮らす我が家の工夫
スポンサーリンク
ABOUT ME
白石 葵
白石 葵
Aoi Shiraishi
警察官のパートナーとして10年以上、夫の仕事や日々の生活をそばで見てきました。夫は刑事を中心に、機動捜査隊や留置管理課も経験。2016年に結婚し、5歳の娘と毎日にぎやかに過ごしています。ブログ「ケイツマ」では、ネットではなかなか知れない警察官家庭の暮らしや考え方、ちょっとした役立つ工夫をお届けしています。
記事URLをコピーしました