警察官の住む場所はどこがいい?マイホームを持つなら必ず考えたい4つのポイント

警察官の住む場所はどこがいい?マイホームを持つなら必ず考えたい4つのポイント
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こんな人に読んで欲しい
  • 警察官の夫がいるけれど、マイホーム購入で住む場所に迷っている
  • 夫の転勤や夜勤を考え、生活しやすいエリアを選びたい
  • 家事や育児の負担を少しでも減らせる環境を探している
葵

警察官のパートナーとして10年以上の私から、子育て経験も交えてお話しします

警察官家庭が家を買うとき、どの場所に住むか迷う方って多いんです。

警察官には転勤リスクがつきものなので、マイホームから通勤しやすく生活しやすい場所を選びたいものですよね。

私たちもとても迷って、夫婦で何度も話し合いました。

この記事では、実際に私たち夫婦がぶつかった迷いと、警察官家庭ならではの判断ポイントをまとめました。

必ず考えたい4つのポイントは、こちら。

必ず考えたい4つのポイント
  1. 管内居住ルール
  2. 転勤リスク
  3. 警察官に人気のエリア
  4. 妻の負担

最初に管内居住ルールを確認して、通勤しやすさ × 異動リスク × 家族の生活動線の3つのバランスで考えると◎。

これから住む場所を考える方にとって、きっとヒントになるはずです。

制度や実態については、都道府県警によって異なる場合があります

警察官が住む場所の大前提「管内居住ルール」

警察官の住む場所を考えるとき、まずチェックしたいのが、「勤務先の警察署の管内に住まないといけないかどうか」というルールです。

これがいわゆる「管内居住」。

多くの県では、急な呼び出しにすぐ出られるように、勤務先から遠すぎる場所はNGという運用が一般的です。

とはいえ、最近は少しゆるくしている県もあって、意外と県ごとに差があります。

たとえば石川県警のサイトには、勤務署の管内じゃなくても、通勤できればOKという内容が載っていました。

男女を問わず石川県内であれば何処でも配置される可能性がありますが、本人の希望や家庭の事情などはできるだけ配慮されます。

(中略)

なお、通勤できる範囲が緩和されており、勤務警察署管内での居住の制限はありませんので、勤務場所を問わず、自宅からの通勤が可能です。

ただ、夫いわく「署長クラスなどでは管内居住を求められることもあるので、要確認」とのこと。

ポイントをまとめるとこんな感じです。

管内居住ルール
  • 都道府県ごとにルールが違う
  • 役職によっては管内居住が必要になることも
  • 家を買う前に職場への確認は必須

ここを押さえておかないと、転勤対策やエリア選びをどれだけ考えてもズレてしまうので、最初に確認しておくのがおすすめです。

警察官は「転勤リスク前提」で住む場所を考えよう

警察官家庭が家を買うとき、転勤は避けられない現実ですよね。

異動の範囲や頻度は人それぞれですが、基本は県内どこでも行く可能性がある前提で、住む場所を考える必要があります

家を購入する前に、夫婦で事前に整理して安心なポイントは3つです。

夫婦で確認しておきたいこと
  • 自宅から通勤で対応する範囲
  • 片道が何時間を超えたら単身赴任に切り替えるか
  • 家族で引っ越す場合の方針(学校・仕事・空き家の扱いなど)

我が家の場合、夫の感覚では「マイホームを持つと、通える範囲の異動に配慮されやすい」という肌感がありますが、それでも県内どこへ異動してもおかしくありません。

※あくまで夫の感覚です

我が家では、片道3時間を超えたら単身赴任&私と娘は持ち家に残る、と目安を決めています。

あらかじめ方針を話し合っておけば、転勤があるから家は買えない、とあきらめずに前へ進めますよ。

警察官が住む場所として人気のエリアは?

警察官家庭でよく候補にあがる人気エリアは、県の中心部です。

理由はシンプルで、どの署にもアクセスしやすく、通勤の負担が少ないから。

ただ中心部だと、データがあるわけじゃないですが、「家から行きやすい署が多い=あちこち異動になりやすい」という見方もあるみたい。

逆に県境近くは、どの署に行くにも時間がかかります。

私も最初、県境に良さそうな物件を見つけたのですが、夫の通勤のことを聞いて考え直しました。

県によっては、署が集まっているエリアと、自然豊かで署が少ないエリアに分かれていることもありますから、中心部=地図のど真ん中、とは限りませんよ。

県によって「中心部」は違うので、シンプルに職場で聞いてみると、実際の人気エリアが見えてきます。

エリア選びのコツ
  • 同僚や先輩警察官に、人気エリアや通勤のしやすさを聞く

私たちが選んだのは、中心部から少し外れたエリアですが、どうやら警察官に人気の場所だったよう。

今では徒歩10分圏内に、警察官家庭が7組も住んでいます(一戸建てエリア)。

人気エリアの傾向を知っておくと、転勤のリスク、通勤のしやすさなど、いろんな判断がしやすくなりますよ。

妻の家事育児の負担が減らせるエリア

警察官家庭の場合、どうしても家事育児が妻側に偏りやすいです。

そのため、住む場所は「夫の不在を考慮」「妻の負担が少ない」ことを優先した方が暮らしやすいです。

チェックすると安心なこと
  • 実家や親戚が近いか
  • 夜間も安全に移動できる街灯・道路環境か
  • 子どもの急な発熱時、病院へ行きやすいか
  • コンビニやドラッグストアが近くにあるか
  • 保育園や学校に通いやすいか

夫が夜勤だったり、夜勤明けで寝ていたりすると、妻が完全ワンオペになる時間ってどうしても長くなります。

だから住むエリアの影響って、結構大きいんですよ。

私たちも結婚当初、夫が刑事で家を空けることが多かったので、私が一人で回す未来を想像すると不安で…。

結局、サポートが得やすい私の実家の近くを選びました。

我が家が感じたメリット・デメリット

私たちが選んだ場所は「県の中心部から少しだけ外れたエリア」。

理由は、ある程度の転勤に耐えられそうなエリアだったこと、生活しやすい商業施設が揃っていること、私の実家が近いことです。

実際に住んで感じたメリットとメリットはこんな感じです。

メリット
  • 夫が2回転勤しても家から通える範囲
  • 私の実家が車で15分で、育児のサポートが受けやすい
  • 24時間営業の大型スーパーが近く、買い物のストレスが少ない
  • 駅から遠い分、家が広くて静か
  • 車や電動自転車があれば不便は感じない
デメリット
  • 反対側の県端に転勤になったら、単身赴任の可能性あり
  • もし単身先が遠ければ、家族の時間は減る

そのため、万が一、遠方に異動したら「休みの日は無理なく帰ってきてもらう」「ビデオ通話を増やす」など、すでに対策は決めていますよ。

ちなみに経験から、「どの価格帯までなら無理なく買えるか」を先に知った方が、住むエリアや物件を絞りやすかったですよ。

私たちも希望エリアで2,000~5,000万円の物件を見て、どれが現実的かわからず絞れなくなった経験があるんですよね。

高すぎて無理なローンを組むのも、安さ重視で妥協ばかりになるのも避けたいところ。

そんなときにおすすめなのが、マネーキャリアのような、何度でも無料でFPさんに相談できるサービスです。

返済計画やライフプランに沿った価格帯を根拠とともに教えてくれるので、安心して家探しができますよ。

マネーキャリアについてはこちらで紹介しています↓

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まとめ:警察官家庭は「特有のポイント」を押さえて住む場所を決めよう

警察官が住む場所を考えるときのポイントは4つありました。

必ず考えたい4つのポイント
  1. 管内居住ルール
  2. 転勤リスク
  3. 警察官に人気のエリア
  4. 妻の負担

最初に管内居住ルールを確認して、通勤しやすさ × 異動リスク × 家族の生活動線の3つのバランスで考えると◎。

これらを整理しておくと、どこに家を買えばいいのかの迷いがかなり減りますよ。

家の場所選びは、警察官家庭の暮らしやすさを左右する大きなポイント。

この記事が、あなたの選択のヒントになれば嬉しいです。

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ABOUT ME
白石 葵
白石 葵
Aoi Shiraishi
警察官のパートナーとして10年以上、夫の仕事や日々の生活をそばで見てきました。夫は刑事を中心に、機動捜査隊や留置管理課も経験。2016年に結婚し、5歳の娘と毎日にぎやかに過ごしています。ブログ「ケイツマ」では、ネットではなかなか知れない警察官家庭の暮らしや考え方、ちょっとした役立つ工夫をお届けしています。
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