警察官の妻が心がけたい10の心得|結婚10年で見つけた心の余裕のつくり方
- 警察官との結婚を控えて不安な人
- 警察官の妻としての暮らしに、ちょっと息切れしている人
- 夫を支えるだけじゃなく、自分も大事にしたい人
警察官と結婚して約10年、1児の母の私からお話しします。
警察官の妻って、自分のペースで暮らせないこと、想像以上に多いですよね。
私も「思ってたのと違う」「上手くいかない」って落ち込んだ時期もありました。
でも「次はこうしてみよう」を積み重ねていくと、いつのまにか自分が楽になる心得のようなものができてきて、心に余裕が生まれたんです。
ここでは、私が結婚して約10年で実感した、暮らしを楽にする心得をご紹介しますね。
“わが家のうまくいく方法”を見つけて続ける
- 予定は候補日まで考えておく
- LINEは業務連絡として使う
- 夫の仕事は我慢じゃなく「理解と尊重」
- 夫の帰宅後は、まずくつろいでもらう
- 家事育児の分担は、曜日ではなく勤務体制で決める
- 頼れる先を有料サービス以外にも作っておく
- 繁忙期後は「2人のお疲れさま会」をする
- 自分の心も大切にする
- 災害時は安否確認を最優先
- 家計は“公務員だから安心”と思わず見直す
予定は候補日まで考えておく
予定は「この日がいいな」だけじゃなく「この3日のどこかで行けたら」くらいの候補日まで考えておくと、柔軟に動けますよ。
警察官の勤務は、夜勤や当直、呼び出しなどでコロコロ変わりますからね。
夫が3交代制勤務になったとき、これでシフトが固定化される~と思っていました(当直・非番・公休)。
でも、やっぱり急な残業で遅くなったり、訓練のため公休がなくなったり、あるんですよね。
- 日が決まっているイベントは「別日に遊園地」と代替案を準備
- 旅行も代わりの日程をすぐ空けられるよう調整
こうしておくと、ドタキャンになっても私もイライラせず、娘も予定の見通しが立つので、切り替えやすくなりましたよ。
家族のがっかりした顔が減ると、夫も気持ちよく過ごせて、みんなうれしくなりますよね♪
LINEは業務連絡として使う
LINEでは、「何を伝えたいか」を結論から短くまとめるのがおすすめ。
忙しい男性は、要点がすぐ分かるメッセージの方が助かります。
- ○日は休み確定? 皆で△△△に行きたいの
- 娘、昨夜から発熱。園は休ませてます。病院は様子見
- 今度△△△っていうイベントがあるんだって…
- 娘が昨日の晩から熱で…○○ちゃんと園で遊びたいって言ってたけど仕方ないよね
状況から話す例って、女性同士の会話でよく使われるんですが、男性は「…結論は?」ってなる人も多いみたい。
詳しいことは、夫が帰宅してから話しても大丈夫。
夫も知りたければ、自分から詳しく聞いてきますよ。
あと「こんなことがあった」というおしゃべりはLINEではなく直接話すほうが、夫との会話が増えるメリットも♪
共感してほしい話は、ママ友に話すほうがずっとスッキリ(笑)
夫の仕事は我慢じゃなく「理解と尊重」
理解と我慢って、似てるようで全然違うんですよね。
彼女の頃は「我慢」で乗り切れても、結婚して毎日を共にすると、いつか限界がきちゃう。
だから私は、たとえちょっと面倒に感じても“理解”を大切にしています。
私が理解を深める方法はシンプルで、「夫に仕事の話を聞く」ことです。
- 「話せる範囲でいいよ」
- 「私も人間だから、うっかり外で話しちゃうかもしれないし(笑)」
守秘義務の範囲はちゃんと尊重するよ、って伝えておくと安心です。
そうして少しずつ聞いていくうちに、いろんな“現場のリアル”を知ることができました。
例えば、夫が刑事のころ。
なんで休みの土日に、急に出勤になったの?
週明けの月曜じゃだめなのかな
逮捕後の手続きに、時間の期限があるんだよ
土日祝だからって、待ってもらえないんだ
厳しすぎない?
休日出勤なんて…上司に相談できないのかな
いや~、法律で決まってるんだよね
他にも、夫が留置管理の部署になったとき。
今度の異動先、全然LINE見れないからね
え?
スタンプ1つ返すのも?
休憩時間以外、スマホはロッカーに入れとかなきゃいけないんだよ
あ、そういう仕組みなんだ、それじゃ仕方ない、ってすんなり思えたんです。
最初は「警察官って仕事の話NGでしょ?」と思って、聞くことすら遠慮していました。
でも話せるどうかの判断は夫に任せて、思い切って聞いてみたら、理解がどんどん深まったんです。
「話せる範囲で教えて?」と聞いてみるだけで、心の余裕も自然と増えていきますよ。
夫の帰宅後は、まずくつろいでもらう
帰ってきてすぐに「今日ね、こんなことがあって!」と話しかけると、夫のスイッチが切れないまま。
まずは食事、お風呂、自由時間でスマホタイム…。
まずはしっかり1人で好きに過ごしてもらうと、夫の気持ちも柔らかくなります。
家事育児の分担は、曜日ではなく勤務体制で決める
勤務が不規則な警察官の場合、「水曜は夫担当」など曜日で決めてしまうと、すぐに崩れてしまいます。
わが家は、公休の日は夫が晩ごはん担当。
冷蔵庫チェック→買い出し→作る→片付けまで、セットでやってくれています。
一緒に暮らし始めたころは、担当も範囲も決めていなかったので、
僕が作ったんだから、葵が洗ってよ
(ええ!いつも私が作って、洗ってるのに!)
なんてイライラすることも(笑)
でも今は固定化しているので、「今日はどっちがするの?」って悩むこともなく、自然と無理なく回せていますよ。
頼れる先を有料サービス以外にも作っておく
夫が不在でも何とかなるように、頼れる場所を持っておくのは大事。
私の場合は、実家と近所のママ友さん。
普段からお互いさまの気持ちで助け合っています。
以前、夫が手術ってことがありました。
私が付き添わなきゃいけないけど、園の閉園時間に間に合うかわからない…ってピンチが。
でも、万が一お願いできる人がいるだけで、気持ちの安心感が全然違いました。
繁忙期後は「2人のお疲れパーティー」をする
夫の忙しい期間が終わったら、夫婦で「2人のお疲れさまパーティー」をするのがおすすめ。
パーティーといっても、ちょっといい飲み物を用意したり、思いっきりデリバリーを頼むくらいでOK。
夫を労うのはもちろんですが、家事育児の負担も妻に偏ったはず。
だから「2人の」お疲れさまパーティーにすれば、お互いの頑張りをねぎらえますよ。
終わったら、家事分担も元に戻しましょう(笑)。
自分の心も大切にする
ケイツマで何度も書いていますが、夫を支えるばかりでは、妻がすり減ってしまいますよね。
忙しくて不規則な警察官のパートナーとして理想的なのは、こんな感じ。
一人時間をつくる、好きなものを食べる、気の合う友達と話す。
一人の時間を充実させてくださいね。


災害時は安否確認を最優先
警察官は大きな災害があったら、出勤になる可能性大です。
家に帰れないこともあるので、我が家ではスマホでできる「171(災害用伝言ダイヤル)」の練習をしています。
会えなくても無事が確認できるだけで、自分も夫もホッとしますよ。
防災については、詳しくはこちらの記事でも紹介しています↓


家計は“公務員だから安心”と思わず見直す
公務員とはいえ、家計は油断できません。
私たちも以前は、安定してるし大丈夫と思っていましたが、私の退職や予想外の出費でピンチになったこともありました。
保険は、「警察共済」と「民間保険」をうまく使い分けるのがコツ。
- 警察共済:安いけど最低限の保障
- 民間保険:高いけど手厚い
私たちも調べてみてわかったんですが、絶対にこっちの方がいい!というのは、ないんです。
家族ごとに事情が違いますからね。
わが家はFPさんに相談して、夫の生命保険だけ民間に切り替えました。
9万円の支出カットもできたので、相談してよかったです。
迷うくらいなら、プロに相談するのが一番安心ですよ。

まとめ:”わが家のうまくいく方法”を見つけて続けよう
警察官の妻として大事なのは、警察官という仕事を理解すること、そして”わが家のうまくいく方法”を見つけて続けることです。
- 予定は候補日まで考えておく
- LINEは業務連絡として使う
- 夫の仕事は我慢じゃなく「理解と尊重」
- 夫の帰宅後は、まずくつろいでもらう
- 家事育児の分担は、曜日ではなく勤務体制で決める
- 頼れる先を有料サービス以外にも作っておく
- 繁忙期後は「2人のお疲れさま会」をする
- 自分の心も大切にする
- 災害時は安否確認を最優先
- 家計は“公務員だから安心”と思わず見直す
人生にもステージごとにうまくいく方法が違うように、不規則な勤務の警察官の妻も、その時々で“うまくいく方法”を夫婦で重ねていきましょう。
そうした小さな努力の積み重ねは、夫婦の絆になります!
あの時大変だったけど、今はうまくいくようになったね、って笑える瞬間、私たち夫婦にも何度もありましたから。
でも、一人で抱え込まないでくださいね。
時には夫に甘えて頼って、夫婦2人で乗り越えていきましょう。
このブログも、参考にしていただけると嬉しいです。
