警察官と結婚したら裕福になれる?私達夫婦のリアルなお金事情を公開

※警察官と結婚を考えている女性向けの記事です
- 警察官と結婚したら、家計は楽?苦しい?
- リアルなお金事情を聞いてみたい
- 専業主婦にはなれる?
- 意外な出費があるなら知っておきたいな

このような疑問を解消できる記事になっています。
警察官と結婚して約10年、1児の母の私がお話しします。
「警察官は公務員だからお給料がよくて安定している」というイメージがありますよね。でもネット上には賛否両論あって、実際どうなんだろうと気になっていませんか?私もそうだったので、疑問に思う気持ちがよくわかります。
警察官の夫と約10年過ごして家計管理をしている私が、実体験をもとにリアルなお金事情を包み隠さずお話しします。
この記事を読むと、結婚後のお金に関する疑問がスッキリします。さらに、将来に向けて今から何をすべきかがわかるので、未来に備えたお金の対策もできますよ。
記事前半ではリアルなお金事情、後半ではお金の対策をお話しします。ぜひお役に立ててくださいね。
【結論】警察官と結婚すると、裕福とはいかないけれど、生活には困らず余裕もある
派手な贅沢はできませんが、日々の生活に困ったことはなく、遊びや外食にも行けています。家計に苦しむことはありません。家計管理さえしていれば、楽です。
また私もほとんどの期間、働いています。
「裕福」というと、趣味や旅行に自由にお金を使え、贅沢もできる状態をイメージしますよね。富裕層というと2,000万円以上の収入で、警察官の平均収入は約733万円(※)です。裕福というには、ちょっと届きませんね。※出典:令和5年 地方公務員給与の実態
私達も趣味や旅行は楽しみますが、際限なく自由に贅沢に…とはいきません。家計管理をしっかりして、その中で楽しんでいますよ。
家計簿さえ続かなかった私が家計管理できるようになったのは、無料でFPさんに相談したおかげです。
その時の体験をまとめましたので、良ければ参考にしてくださいね。


相談したら年間9万円の家計カットに成功しました♪
警察官夫婦の私達の、リアルなお金事情
1,000万円以上の貯蓄がある
夫婦共働きで協力して、結婚して約7年で1,000万円溜めました。
私が30代後半、夫が40代前半のころです。
貯め方は、先取り貯金と、ボーナスにはほぼ手を付けないというやり方でした。
共働き時代と、専業主婦時代の比較
車は結婚前からお互いに持っていて、通勤などに使っていました。
お酒は家飲みで、私だけです。
お小遣いは多めに確保しています。笑
結婚~出産まで・共働き
この時期はかなり余裕があり、先取り貯金をしっかりとしていました。
記念日にはコース料理を食べたり、普段から外食していました。子どもが生まれる前に遊んでおこうと、沖縄旅行など費用のかかる旅行も楽しみました。
結婚して数年、住宅ローンが始まりました。

夫が刑事だったので、残業や休日出勤が多かったです。その分、お給料がかなりよかったですね。
出産後・専業主婦
出産後は育休から復職したのですが、体調不良で退職して専業主婦だった時期がありました。
生活費の口座の残高は、毎月ちょっとずつ減っていき、ボーナスの時期に補填していました。
1年単位で見れば、赤字ではないけれど、大きな黒字でもないイメージです。
私の仕事再開、家計を大きく見直し
私は個人事業主になりました。
ですが以前の仕事と比べて、月収は10万近くダウン。
一時は「赤字!?」というピンチもありましたが、無料で家計相談ができるサービスをつかって、持ち直しました。
しかも年間9万円の家計カットに成功して、人生の中でも大きな経験だったので、こちらの記事↓にまとめています。


保険も相談したので、警察共済と民間保険の違いについても書いていますよ。
専業主婦が視野に入るのは、夫が40代になるころ
専業主婦になるためには、夫の年収700万円以上が目安と言われています。
また、警察官の年収が700万円を超えるのは、30代後半から40代に差し掛かるあたりからが目安と言われています。実際、夫もその通りでした。
お子さんがいて奥さんが専業主婦をしている、夫の周りの20~30代前半の警察官は「お金がない」と嘆いているそうです…。
20~30歳代のうちは共働きで、しっかり貯めるのがよさそうですね。

実際に私たちも、20~30代のうちは共働きで貯蓄して、夫が40代のときに専業主婦で暮らせました。
マイホームを手に入れる夢は叶う?
ローンが通りやすいので、買いやすい
公務員は社会的信用が高いので、ローンの審査に通りやすいからです。
私たちも持ち家にしました。
駅近のマンションや物件は手が出なかったので、郊外の一戸建てです。車が2台おけるので大満足しています。
夫が40代になっていたので、あまり高額なローンは組めませんでした。若いうちなら、返済できる年月が長いので、より多く借りられますよ。

無理のない返済計画を考えるのに、学んだお金の知識が役に立ちました。
マイホームを持つと、遠方への転勤を避けやすい
夫が言うには、マイホームを持ったり子どもが産まれると、遠方へ転勤しないよう配慮されやすくなるそうです。
マイホームがあるのに、別に賃貸で借りなくてはならなかったり、子どもが転園・転校しなければならなかったりするからですね。
その代わり、独身の人は県の端から端まで、かなり転勤範囲が広いそうですよ。

夫もマイホームを持ってから、通勤時間が30分ほどで済むところばかりです。
警察官の年収の目安
こんなデータがありました。
年収の推移については、他の数字をあげているサイトもありました。夫に聞いて、より近かった方のサイトを紹介しています。
そもそも、都道府県・警察学校に入ったときの年齢・学歴・所属・階級などによっても変わるので、目安にしてくださいね。
薄給のケースもある
私も聞いて驚いたのですが、手取りが10万円台なんてこともあります。
警察は24時間動いているので、残業代、休日出勤手当て、当直手当てなどが給料に反映されます。かわりに手当てがつかない部署だと、基本給だけになるので薄給なんです。
例えば機動隊。残業・休日出勤・当直がないんですね。夫も「学生バイトの方が稼げるかも」と言っていました。
こういった場合もあるので、貯められるうちにしっかり貯める家計管理が大切ですね。
ただ一般的に3~5年で部署異動になるので、ずっと機動隊ということはありません。体力に優れた若手の警察官が選ばれやすいので、年齢を重ねると機動隊には選ばれなくなりますよ。

心配しすぎないで大丈夫です。
警察官の夫の、意外な出費4つ
結婚してからわかった4つの出費は、結婚式・飲み会・食費・ギャンブルです。
1.結婚式
ご祝儀ですね。30代のころに多かったです。年2~3回とかですね。警察組織は付き合いを大切にするので、先輩後輩同期から呼ばれていました。40代になったら落ち着きましたよ。
2.飲み会
夫は1週間連続で行ったことがありました。夫に聞くと、昔ながらの縦社会の風習が警察には残っているので、飲み会も多いそうです。とくに年1回の異動前に集中します。
当直のメンバー、同じ部署のメンバー、同期、先輩、後輩、今度結婚する人がいるから、昇進祝い、など様々です。
ただ1回あたり、そんなに高くはありません。安くて量が多い大衆居酒屋や、個人経営でボリューム満点なのにお手頃なお店が多いです。後輩の分はおごったり、先輩からおごられたりも多いですね。

夫はお酒が飲めないので、娘が産まれてからはあまり参加しなくなりました。それでも誘いの声はよくかかるそうです。
3.夫の仕事中の食費
だいたい、月に3万円ほどかかります。
配属される部署によっては、昼夜ともに外食やコンビニでした。
お弁当を持って行ってもいつ食べられるかわからなかったり、昼はパトロールで遠出するからお弁当を持っていけないなどの理由です。
4.ギャンブル
夫は小遣いの範囲内でやっていますが、警察官にはギャンブル好きが多いんですよ。
昔ながらの縦社会の風習が警察には残っていて、先輩が後輩を誘って…の繰り返しだそうです。
取調べにも役立つと夫に聞きました。
悪いことをする人は、かなりの確率で、ギャンブル・お酒・たばこが好きなんですって。取調べでギャンブルの話題ができると、相手と仲良くなれたり、話がしやすくなったり、気持ちが理解しやすくなるんだそうです。

最初は私への言い訳かな?と疑いました。笑
ですが夫の友達の警察官からも同じ話をよく聞くので、本当みたいです。
女性同士でも、共通の話題がある方が仲良くなれますものね。
今できる、未来に備えたお金の対策
「貯められるうちにしっかり貯める」家計管理ができるようにする
警察官との結婚生活は、大富豪のような贅沢が出来るほど裕福ではないからです。何も考えずに消費・浪費していたら、なかなか溜まりません。
薄給の部署に数年いることもありえますから、乗り切るためにもしっかり貯めておくことをおすすめします。
簡単でいいので、お金の勉強はした方がいい
私も結婚して、家計のやりくりをほとんど一人でやっていますが、最初は大変でした。
結婚したら「お小遣いはどれくらいにするか」「毎月どれくらい貯めればいいのか」など、いきなりお金の問題に直面するんですよね。
結婚前から、ライフプランやマネープランについて考えている男性は、そう多くありません。
夫も「とりあえず公務員だから安心、財形貯蓄(給料から天引きの貯蓄)してるし大丈夫」としか考えていませんでした。周りもほとんど男性なので、若いうちから真剣なお金の話もあまり出ないそうです。
妊娠・出産を考えているなら、その時は収入がガクッと減るので、そうなる前からの対策が大切です。

結婚前の自由な時間があるうちに、そういった勉強を軽~くでもしておくとよいですよ。
「マネーキャリア」なら、オンライン・無料で教えてもらえる
プロのファイナンシャル・プランナーさん(FP)からお金の知識を 聞ける、無料のサービスです。
- お金の勉強は何から手をつければいい?
- 目的に合わせて、効果的に学びたい
- 資産運用に挑戦してみたい
- お金をかけずに学びたい
そんな方におすすめ。
私も6回家計相談でお世話になっていますが、何度相談しても無料ですし、 難しい内容でもわかりやすく教えてくれるので重宝しています。
マネーキャリアで家計相談をしたときの体験をこちら↓にまとめています。
警察官家庭の私たちが「赤字!?」のピンチになったり、相談したら年間9万円の家計カットに成功したり、そんな内容です。


無料で学べるので、損はありません♪
【まとめ】警察官と結婚すると、裕福とはいかないけれど、生活には困らない。お金の知識はあったほうがいい。
この記事では、リアルなお金事情と未来に備えたお金の対策についてお話ししました。
- リアルなお金事情の紹介
- 夫が40代になれば、専業主婦が視野に入る
- マイホームは手に入れやすい
- 警察官の年収の目安
- 意外な出費
- 未来に備えたお金の対策

お金の知識は人生でずっと使えるので、無料で学べて損はないですよ!

当ブログ「ケイツマ」では、結婚後のリアルな日常をたくさん記事にしています。
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