ひとりで結婚式の打ち合わせ?|警察官の彼女のリアル #3
こんにちは、白石葵です
警察官彼氏と2年半付き合って、結婚した私からお話しします
結婚式の打ち合わせも、突然の呼び出し
結婚式の打ち合わせをしていた頃、私たちはすでに同棲していました。

夜、明日の打ち合わせの確認をしていたら、突然彼の携帯が鳴って。
嫌な予感が…!すると…
明日、ちょっと行ってくる
(またか~、しょうがない)
わかった~
打ち合わせ、延期する?
スケジュールに余裕ないし、1人で行ってくれるかな
え!?
で、できるかな…
(え~!打ち合わせって2人でいくものじゃないの!?)
警察官の「ちょっと行ってくる」は、「何時に帰れるかわからない」。
もう十分わかってました!
当時、刑事をしていた夫は、土日の仕事も当たり前。
いちいち延期してたら、打ち合わせがどんどんずれ込んで、式に間に合わないかも?
実は、けっこうタイトなスケジュールを組んじゃってたんですよね。
(もっと余裕をもって式の日取りを決めたらよかったな~)
心細いけど、式の本番は待ってくれません!
とりあえず、1人で行くことにしました。
ひとりで行く打ち合わせは心細かった

白石さまですね
お待ちしておりました!
こちらのお席にどうぞ、と案内されたのは、カップルが並んで座れる大きなソファ席。
いつもは彼が横並びに座るのに、今日は…
めっちゃスカスカしてて、なんだか居心地が悪い(汗)。
周りはほぼカップル!
「ランチして帰ろっか~」
なんて楽しそうな声も聞こえてくるし。
だんだん心細くなってきた…帰りたいよ~(涙)!

お待たせしました!
今日はお一人なんですね?
はい、すみません
実は…
プランナーさんに、彼が急遽仕事で来られなくなったと伝えました。
でも、プランナーさんもこういうパターンには慣れているみたいで、

新郎様、警察官でしたよね
お忙しいんですね!
大丈夫ですよ、そういう方、結構いらっしゃいますから
決められることだけ、決めちゃいましょう!
と、爽やかに打ち合わせを始めてくれました!
よかった~!進められるんだ!と思いきや、問題は私の決断力の方でした…。

こちら、いかがしましょうか?
う~ん…
(彼はなんて言うかな)

新郎様と相談されますか?
はい、そうします…
と、なかなか決められない私。

大丈夫ですよ!
では次回までに話し合ってみてくださいね♪
プランナーさんが何度も「大丈夫ですよ」って言ってくださったので、めちゃくちゃ救われました!
最終的には宿題をたっぷり持って帰るハメになったけど(笑)

「私に任せてくれてるんだ!」と思えるようになった
何度かひとりで打ち合わせをしているうちに、少しずつ慣れてきました。
よく見れば、私以外に一人で来ている新婦さんもチラホラいるってわかって一安心!
安心したら不思議と、「こんな大切な決め事を私に任せてくれてるんだ~」って思えるようにもなったんですよ。
彼が忙しいのは、私との生活を守るため。
私もできることを進めよう!
そう思ったら、ひとりでの打ち合わせもだんだん前向きになれました。
時には、打ち合わせじゃない日に、彼との相談結果をまとめて、プランナーさんへメール。
二人三脚って、必ずしもいつも一緒にいることじゃないんだな~と実感しましたね。

1人でも心配しないで!さすがプロのプランナーさん
ここまで読んで、
「一人で打ち合わせなの…?」
って心配になってませんか?
大丈夫です!
ちゃんと打ち合わせの延期もできますから(私たちがタイトすぎただけ)。
さすがの夫も、毎回仕事というわけでもありませんでしたし。
それに夫が行くと、プランナーさんから夫にめちゃくちゃ確認してくれます(笑)!
さすがプロのプランナーさん。
私たち2人にすれ違いが起きていないか、しっかりとフォローしてくださいました♪

手作りに追われた夜。大変だったけど楽しい思い出
夫側のゲスト人数が増えていき、見積額が一千万近くに膨らんで目が飛び出ました!
「これは無理!!!」
というわけで、節約のためできるものは手作りにしました。
- ウェルカムボード→友達に手伝ってもらった
- ウェディングツリー→台紙を手作りして、シールだけ購入
- 席札とメニュー表→自作
- リボンシャワー→自作
- オープニングムービー→自作して夫の友達に編集してもらった
ウエディングツリーって、こういうのです↓
幹と枝だけのツリーのイラストに、ゲストが指スタンプ、シールなどで葉っぱをつけたら、綺麗な木が完成するんです。
ゲスト参加型のウェルカムボードですね。
式が終わってもインテリアとして飾れるので人気で、私の家にも飾ってます。
ザ・結婚式!って感じがないから長く飾れるし、結婚記念日(年も)を入れると、記念日を忘れません笑。
夫が当直の夜、ひとりで画像編集ソフトで遅くまで作業してましたね、そういう作業が好きだったので。
帰ってきた夫に、
見て!
ここまでできたよ!
お~
すごいじゃん!
ありがとう!
そんな達成感もありました♪
ふたりで夜中に黙々とリボンを切ってちょうちょ結びして、日をまたぐこともあったけど、あの時間は今でもいい思い出になってます。
夜中の準備で辛くなったら、ぜひ写真を残しておいてくださいね。
あとで「若い!それに頑張ったよね~!」って笑い話になりますから。

まとめ:警察官彼氏との、二人三脚の形はいろいろ
結婚式の準備って、やっぱり二人で進めるのが理想ですよね。
でも私の経験では、警察官の彼とだと、一緒に行けない・決められないこともたくさんありました。
それでも、こういう二人三脚もありなんだっていう新しい絆を見つけるきっかけになりましたよ。
結婚して、夫は仕事、私は育休で家事育児と分担したときも、二人でこの家庭を支えているんだって思えたのは、今回のような経験を繰り返していたからかもしれません。
(もちろん夫にイライラしたことは、何度もありますが笑)
「任せる」
「任せてもらう」
「方向性の確認を先にしておく」
そんなバランスや工夫を少しずつつかめた、いい経験にもなりました。
おかげで、警察官の夫とうまく生活している今の自分が、出来上がってきたんですよね。
結婚式の準備は大変かもしれないけど、大変だからこそ、2人で乗り越えるうちに絆が深まるもの♪
みなさんの結婚式が幸せにあふれるものになりますよう、願ってます。
